中島健人さんとSexy Zoneが眩しい理由

 

 

「素なんだわ(笑)」

 

 

 

 

 

 

これは私が一番好きで一生忘れないであろう中島健人さんの言葉です。初めて生で見たケンティーの口からこの言葉が聞けたから、今こんなにSexy Zoneのことが好きでいられてるのかな~と思う。

 

 

 

 

私が初めてSexy Zoneを見た2017年春のSTAGEツアー 横浜アリーナ公演、その回では記者会見が行われました。聡ちゃんはもうすぐ二十歳だね~という話の流れだった気がするのですが、記者の方に何か質問された聡ちゃんが「健人くんから振り切ることを学びました!」というような回答をしていました。*1そしたらそれに対してケンティーが、「俺が振り切ってるみたいに言うなよ!素なんだわ(笑)」って言ったんです。

 

その日がSexy Zoneさんはじめましてだった友達と私「素!!??!?!素なの!!?!?!?!?」

 

二人で驚いてしばらく顔を見合わせたのを覚えています。

 

ケンティーは別に振り切って王子様キャラを演じているわけではなくてあれは中島健人という人間の素である、というのは今でこそ私の中で「人間は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します」くらいのレベルの常識として染みついてるんですが、一年ちょっと前の私には衝撃でした。いやそんな…さすがに素なわけ…と当時の私は思ったけど、でも真っ青なスーツを着てソロ曲のHey!! Summer Honeyを披露したケンティーがあまりに眩しくて、こんなにキラキラした人初めて見た、この人はアイドルになるために生まれてきたんだなって心底感動したのも忘れられません。*2

 

 

 

 

それからちょっとずつSexy Zoneとケンティーのことを知っていって、現在はケンティーの素を完全に受け入れ切っているんですが、でも既にジャニオタだった私が去年「素なんだわ」を信じきれなかったくらいだから、テレビで初めて中島健人さんを見る多くの人はきっと、彼のことを王子様「キャラ」として見ているんだろうなと思います。実際にテレビ番組の中でも「王子様キャラで人気!」と紹介されていることがよくあるし。(本人は「僕はそんなつもりないんですけどね」といつも言っている)王子様に限らず「○○キャラ」ってとても誤解されやすいように思います。(いやケンティーはキャラじゃないんだけど)テレビではそのキャラなんだ~じゃあ普段はどんななの?とか、キャラに合わせて思ってもないこと言ってるんでしょ~とか思われたり。それが本当に演じてるキャラなんだったらきっとまだ楽で、その場に合わせて自分の演じ方をうまく変えていけば誤解を避けられることもあるはず。でもなんせうちの中島ァはキャラじゃない。いつだって「素」。*3

 

主演映画の公開が続いたこともあって、Sexy Zoneを好きになってから特にケンティーをテレビで見る機会は多かったけど、無理して王子様キャラを演じていると感じたことはないなって思う。 いつだって礼儀正しくて、人を下げるようなことは言わず、自分の気持ちをしっかり伝える。なんにだってなれるんじゃないかと思ってしまうくらいストイックな中島健人さんが、自らアイドルという職業を選んでくれてよかったなって今まで何度思ったかわかりません。ケンティーは天性のアイドルだし努力の天才。

 

 

 

 

 

先日放送されたSexy Zone冠番組、「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」第2弾の中で、ケンティーはバレエ界の王子、宮尾俊太郎さんのもとでバレエを習得するという企画に挑んでいました。どのメンバーの挑戦も笑えて泣けてかっこよくて、本当に素晴らしいものばかりなので、詳細は是非とも番組を見て確認してほしいのですが、*4本番を終えたケンティーに宮尾さんがかけていた言葉がとても素晴らしかったんです。これを聞いてこの記事書こうと思い立ったくらい。

 

 

 

客席にいるとその人の命が削れてキラキラしたものが見えるんですよ。自分自身を全部かけて、命の削れた破片がキラキラ飛んでいくんですよ、そういったものが見えた

 

 

 

ああ、ケンティーがいつもキラキラ眩しくて、でもどこか儚く見える理由はこれなんだなってすごく納得して、ボロボロ涙が出ました。きっと私が去年横アリで感動したサマハニを歌うケンティーも、命を削って輝いていたんだな~って。どんな仕事に対しても、どんな人に対しても、丁寧で全力でストイックな姿勢が彼の「素」だからこそ、彼はいつも人一倍眩しくて儚いのかなって思いました。

 

 

 

私はSexy Zoneってどのグループよりも「儚い」と感じていて、でもなぜそう感じるのかについては自分の中であまりしっくりくる理由が思い浮かんでなかったのですが(線が細いからかな~色が白いからかな~若いからかな~とか思っていた)、5人が全てをかけて、覚悟を決めて、自分たちの命を削って輝いているから、その眩しさと儚さに胸がギュンとなって涙が出るんだな、と気づきました。私たちが目にする彼らはきっといつも、命を削ってキラキラ輝いたり、命を燃やしてギラギラ闘ったりして、その命のエネルギーを私たちに届けてくれているんだと思います。

 

 

 

 

 

今年のツアーオーラスで風磨くんが言ってた「みんなが俺らを笑顔にしてるんだから自信を持って。」って言葉や、ケンティーが言ってた「僕がふとしたときに思い浮かぶのはみんなの顔なんだけど、みんなは僕らを思い浮かべてくれてるのかな。」って言葉*5に私はとてもびっくりしました。自分が元気をもらっているばかりだと思っていた相手から、自分も必要とされていたなんて。彼らの命のエネルギーに元気をもらって生きる私たちの存在が、彼らを笑顔にしたり、彼らの力になることができてるんだとしたら、とても嬉しいし誇らしいなって思います。

 

 

 

 

君が眩しくて愛しくて苦しくなりそう

 

 

 フィルター越しに見た空の青のこの歌詞が、まさに私がSexy Zoneに抱く気持ちだな~!命を削って輝きながら、たくさんの愛を届けてくれる5人は、本当にナンバーワンになるんだろうなって思います。Sexy時代はきっともうすぐ来るね!

 

 

 

 

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*1:質問も答えもうろ覚えでごめんなさい。間違ってたら教えてください…ここWSで流れたのかな~

*2:後日この話を中島担の知り合いにしたら、「健人くん自分でキラキラまいてましたよね」って言われて笑った。確かに本人が素手でキラキラをまき散らす演出斬新で笑ったけど、それ以上に本人がキラキラしてた。

*3:時々バラエティー番組とかでケンティーの発言に歩み寄らずにウケをとるみたいな編集がされていると、私は心のヤクザが抑えきれないんだけどセクゾ担みんなそうでしょ?卍いやいやこちとら素なんだわ卍

*4:撮り逃した人いたら焼くヨ

*5:どちらもニュアンスです。